MPLAB X IDEによるPICマイコンの開発環境作りの手順

組み込みエンジニア

こんにちは、ENGかぴです。

組み込みエンジニアとしてソフト開発を行うに使いやすいマイコンとしてPICマイコンがあります。初心者でも気軽に使えてソフト開発の基礎を学ぶには最適なマイコンとしてPIC12F675があります。今回はPICマイコンの開発環境の作り方をまとめました。

MPLAB X IDEをインストールした後に追加しておきたいプラグインであるMCCについてまとめています。

MPLAB Code Configurator(MCC)の追加と使い方

PICマイコンを使ってマイコンのレジスタの設定やMPLAB X IDEのプラグインであるMCCを使用して動作確認したことについてまとめています。

PICマイコン(PIC12F675)で実現できる機能と解説リンクまとめ

PICマイコン(PIC16F1827)で実現できる機能と解説リンクまとめ

開発環境を作る

PICマイコンを開発する環境はマイクロチップ社のHPからダウンロードできます。ダウンロードからプロジェクトの作り方までを手順に従って説明します。対象OSはWindows10とします。MPLAB X IDEは日々更新されているためダウンロード方法が変更になっている場合があります。

本記事更新時の現在では5.50が最新のファイルです。

MPLAB X IDEのダウンロードとインストール

マイクロチップ社のHPの上部のタブから「tools and Software」の中にMPLAB X IDEの項目があります。サイドバーに表示されるMPLAB X IDEの文字またはDevelopment Tools and Software内のアイコンをクリックするとダウンロードページに遷移します。下記リンクをクリックするとジャンプします。

マイクロチップ社ーMPLAB X IDE

メインページまでは日本語ですが、製品詳細になると英語になります。英語が分からなくてもダウンロードは簡単にできますのでご安心ください。XPLAB X IDEのページに「View Latest Downloads」をクリックするとダウンロードの位置までページが移動します。

MPLAB X IDEのダウンロード
MPLAB X IDEのダウンロード

赤枠の「MPLAB X IDE Windows」または「Download」をクリックするとダウンロードが開始します。ダウンロードしたファイルをクリックするとインストールのウィザードが開きます。基本的に特別に設定する項目はないので「Next」をクリックして問題ありません。

インストール画面1
インストール画面1
インストール画面2
インストール画面3
インストール画面3
インストール画面4
インストール画面4
インストール画面5
インストール画面5
インストール画面6
インストール画面6
インストール画面7
インストール画面7

インストール画面6においてUSBドライバーのインストールについてインストールするか許可を求めるメッセージが表示されることがあるので許可してインストールします。

インストール画面7では他にインストールしておいたほうが良い項目についてページを開く通知がされています。今回はXCコンパイラーのみをインストールします。

XC Compilersのダウンロードとインストール

マイクロチップ社のHPの上部のタブの「Tools and Software」においてサイドバーに表示されるMPBAL XC Compilersの文字またはDevelopment Tools and Software内のアイコンをクリックするとダウンロードページに遷移します。下記リンクをクリックするとジャンプします。

マイクロチップ社ーMPLAB XC Compilers

XPLAB X IDEのページに「View Latest Downloads」をクリックするとダウンロードの位置までページが移動します。

コンパイラーのダウンロード
コンパイラーのダウンロード

コンパイラーと同時にユーザーズガイドもダウンロードしておくと良いでしょう。ダウンロードしたファイルをクリックするとインストールのウィザードが開きます。基本的に特別に設定する項目はないので「Next」をクリックして問題ありません。

インストール画面1
インストール画面1
インストール画面2
インストール画面2
インストール画面3
インストール画面3
インストール画面4
インストール画面4
インストール画面5
インストール画面5
インストール画面6
インストール画面6
インストール画面7
インストール画面7
インストール画面8
インストール画面8
インストール画面9
インストール画面9

MPLAB XC8 Compilerのインストールが終わったら開発環境MPALB X IDEにおいてプロジェクトファイルのコンパイルが可能になります。

プロジェクトを作る

PIC12F675を選択してプロジェクトを作成する手順を説明します。MPLAB X IDEを起動します。MPLAB X IDEのバージョンがv5.35ですがv5.50でも同様にプロジェクトが作成できます。

プロジェクトファイルの作り方

MPLAB X IDE画面
MPLAB X IDE画面

起動するとスタートページが表示されます。プロジェクトを作るためにFile欄からNew Projetctを選択するかアイコンをクリックするとプロジェクト作成が開始します。

プロジェクトの作成手順1
プロジェクトの作成手順1
プロジェクトの作成手順2
プロジェクトの作成手順2
プロジェクトの作成手順3
プロジェクトの作成手順3
プロジェクトの作成手順4
プロジェクトの作成手順4
プロジェクトの作成手順5
プロジェクトの作成手順5
プロジェクトの作成手順6
プロジェクトの作成手順6

プロジェクトが作成出来たらプロジェクトのファイルが準備されます。この中にプログラムファイルを作っていきます。

メインファイルの作り方

プロジェクトファイルの作成が終わったらメインファイルを作成します。

メインファイル作り方手順1
メインファイル作り方手順1
メインファイル作り方手順2
メインファイル作り方手順2

メインファイルが完成するとプログラムが開発できるようになります。メインファイルを作成した後やっておいたほうが良いConfiguration Bitsの設定について説明します。

Configuration BitsはPICマイコンにおいて共通部分であり優先度が高い設定項目です。MPLAB X IDEでは設定を補助する機能として実装されています。MCC機能を使用する場合はSystem Module設定で Configuration Bitsの設定ができます。

MPLAB X IDEのツールバーのProduction内のSet Configuration Bitsをクリックします。

Configuration Bitsの設定
Configuration Bitsの設定

表示された設定を行いGenerate Source Code to Outputをクリックするとコンフィグレーション設定のコードが生成されるのでメインの部分に貼り付けます。

ソフトの書き込みについて

プログラムを実装しソフトをマイコンに書き込むときの方法について説明します。書き込みツールが準備できていることを前提に進めます。

ソフトを実装しコンパイルして書き込みを行うためには、書き込みのマークをクリックすることでコンパイルとソフト書き込みを同時に行うことができます。

コンパイルエラーの場合は書き込みはスタートすることはありませんが、コンパイルエラーが無ければマイコンにソフトを書き込みに行きます。書き込む際に次のようなエラーが出ることがあります。

書き込みのエラーについて
書き込みのエラーについて

クリックするとプロジェクトのプロパティが表示されます。Conf欄の中のPICkit3の欄をクリックするとPICkit3に関する情報が表示されます。Option categories:を選択と設定できる項目がリストで表示されるので「POWER」を選択します。

PICkit3の電源設定
PICkit3の電源設定

この設定が完了したら書き込めるようになります。たまにPCとの相性かもしれませんが、PICkit3のUSBを抜き差ししないとうまくいかないケースもありました。

PICkit3の電源設定を変更してもうまくいかない場合はケーブルの抜き差しで書き込めるようになることもありましたので試してみてください。

PICkit3は現在ではバージョンアップされPICkit4になっています。新規で購入して書き込む際はPICkit4を使用することをお勧めします。

上記の電源設定はPICkit4でも同様の操作で変更できます。

関連リンク

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最後まで、読んでいただきありがとうございました。

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