こんにちは、ENGかぴです。
独学で知的財産管理技能検定2級を取得しようと考えているあなたに勉強のお供としてお勧めしたい参考書があります。予備知識がほとんどない状態でもこれらの書籍を使えば2か月間勉強することで正答率90%以上で合格することができます。私は学科97%・実技92%の正答率での合格しています。
私はエンジニアで製品開発を行う仕事をしていますが、知的財産に関して意識している技術者は少ないと感じています。実際に日本の知的財産は侵害され続けており知的財産管理に関する人材が需不足していることから国家資格にして人材を増やそうとしています。
「あなたも合格者として不足する知的財産管理者の需要にこたえてみませんか」
受験の申し込みから受験までは2か月ほどでした。2か月間毎日勉強することを心掛けながら合格までの道のりについては下記記事に体験記としてまとめています。
【体験談】独学で知的財産管理技能検定2級に合格までの期間と道のり
おすすめしたい参考書3選(TAC出版の書籍)
私が使用した参考書は下記の4つです。TAC出版(早稲田経営出版)の参考書3冊とアプロード社の過去問になります。
この中でも特におすすめしたい書籍はTAC出版の参考書です。イラストは私が受験した時に使用した書籍で2019年度版ですが、受験を検討している年度に合わせて最新版をご確認ください。
TAC出版の参考書は内容がコンパクトにまとめられており実際に合格できるほどの力をつけることができたことからこの3冊を押さえておけば十分だと思います。
お勧めしている書籍を使って理解を深めていくと問題を見ただけで過去問と同じだと気づけるようになります。試験当日は時間を持て余すくらい余裕をもって見直しができることでしょう。
公式テキストも目を通しましたが、分厚く400ページくらいありました。試験日程まで1か月と半年という期間だったので、公式テキストを使わずにスピードテキストを中心に勉強を進めました。
スピードテキストは、過去問をもとに見開きのページで左側に問題があり右のページで解説というように答えが見えないように工夫しながら問題へのチャレンジができます。解説も丁寧で分かりやすいと感じています。
実技は学科で身につけた知識を応用する感じの問題が出題されます。過去問の実技の問題を見ると特許、商標については文章に対しての正誤と理由を問う問題が必ず出題されています。正誤のポイントや解説が分かりやすく解説されており理解が進みました。
実技についてもスピードテキストの解説番号が記載されているので過去問にチャレンジした後に復習ができます。
公式テキストを作っているアップロード社による過去問だったので購入しました。TAC出版のテキストを中心にして問題を解いた後の補助として使用しました。
知的財産管理技能検定2級とは・・難易度は?
知的財産管理技能検定2級は、知的財産に関する業務に関わるものとして身につけておきたい知的財産の知識と技能が問われる国家試験です。
難易度は中級クラスで3級は初級クラスに位置付けられると思います。私は業務上で特許調査をした経験があったことから3級を飛ばして2級からの挑戦です。
具体的にはリスクマネジメント、創造時から開発戦略やマーケティングに携わり知的財産の保護段階における戦略、手続管理または活用段階におけるライセンス契約、侵害品の排除などのマネージメントを行う職種になります。
知的財産管理技能検定2級よりも上位の1級である特許専門業務/コンテンツ専門業務/ブランド専門業務を目指す場合には必須の資格になります。
1級の特許専門業務については弁理士でも落ちることがあるくらい難易度が高いようです。
どちらか一方の合格となった場合は、合格している科目を免除して再試験を受けることができます。
公式ページに合格の基準が明記されており、学科・実技どちらとも全問題40問のうち80%の正答率が要求されます。私は、学科97%・実技93%の正答率での合格でした。
知的財産管理技能検定は、知的財産検定が2008年に移行されたもので資格としては比較的若いもので今のところマイナーな資格だと言えます。
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知的財産管理技能検定2級の勉強して合格までの道のりとポイントについて記事にまとめて言います。興味があればご覧ください。
【2か月で正答率90%】独学で知的財産管理技能検定2級に合格した方法
少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
スピードテキストにも問題がありますが、物足りなさを感じるので下記の2つの問題集は必須だと思います。