【電気電子部門】技術士第一次試験の勉強におすすめの参考書3選

ノウハウ(体験談)

こんにちは、ENGかぴです。

技術士一次試験は技術者としての基礎が学べるため経験の浅い方や初心に戻って勉強してみたい方にはお勧めしたい資格です。冒頭の写真のシリーズで2か月程度勉強することで合格できました。私は基礎科目15/15点、適正科目12/15点、専門科目44/50点での合格しています。

おすすめの参考書3選での試験結果
おすすめの参考書3選での試験結果

本記事をご覧のあなたは受験してみようと考えていると思います。現時点で勉強していないあなたの同僚と差がついています。チャレンジして合格する。」その一つの成功が技術者として1歩となりあなたの自信につながることでしょう。

受験して合格した経験を活かして最近の傾向や解き方が分かっていれば簡単に解ける問題について専門科目(電気電子部門)解説へのリンクをまとめています。頑張るあなたへの参考になれば幸いです。

おすすめしたい参考書3選

技術士第一次試験を受けるために使用した参考書は、冒頭のアイキャッチの参考書です。基礎科目・適正科目においては翔泳社の書籍、専門科目については日刊工業の参考書を使用しました。私が使用したのは2017年度版ですが最新版の2021年度版が参考になります。

平成25年の技術士試験改正に伴て過去の問題と類似の問題が出題される傾向が強くなっています。私が受験した2017年ですが、この傾向は続いていると考えられることから参考になると思います。

2020年度の問題が公開されましたが確認すると過去問と類似する問題が出題されていることから参考書を手に取り時間をかけて勉強することで確実に合格が狙えると思います。

過去問と同じ図で文章の中身の文章が変更されているだけなど過去問で解説を読んで理解できていれば語句を言い換えているだけなので苦労なく解ける問題もありました。

基礎科目・適正科目の書籍

専門科目以外はこの本のみで十分だと思います。過去問の解説を理解しておくことで多少問題の文言が変わったとしても同じように解くことで簡単に解くことができました。

過去問と全く同じ問題が出題されていることもあるので完全に理解できていなくても一度解いておくと正解できることもあります。基礎科目は15点中15点をとることができました。適正科目は15点中12点でした。

要点整理の書籍については、小型なので持ち運びに便利なので購入しました。第2版により1版の誤植部分が修正されています。公式集としては優秀であり基礎科目では公式を覚えていれば解ける問題も多いので参考になる部分は大きいと思います。

技術士第一次試験は公式を覚えているだけで解ける問題が多数なので試験当日には公式集と専門科目の書籍のみ持参して確認をしていました。

専門科目の書籍

専門科目の参考書は、この一冊を網羅することで合格点をとることは十分に可能です。選択問題であるため下記参考書を使って得意な分野と苦手な分野を分けて捨てる科目を考えるなど戦略を練ることができます。

私が実際に使用したものは第5版ですが、この一冊を抑えておくだけで十分だと感じています。5版で不足していると感じた部分については専門科目(電気電子部門)解説へのリンクの箇所で説明しています。第6版においても試験問題の傾向とポイントが抑えられていると思います。

第5版の学習で専門科目は50点中44点をとることができました。

専門科目(電気電子部門)解説へのリンク

関連するリンクでは技術士第一次試験の専門科目の電気電子部門について最近の傾向や解き方が分かっていれば簡単に解ける問題についてまとめています。お勧めしている書籍の補助として興味があればご覧ください。

下記の解説は令和2年度~H29年度までの傾向をみて出題傾向が多そうな問題についてまとめております。

電気系資格でのインピーダンスマッチング(消費電力が最大)の考え方

【電気電子部門】技術士第一次試験の相互インダクタンス問題の解説

【電気電子部門】技術士第一次試験のコンデンサ問題の解説

【電気電子部門】技術士第一次試験の電荷に関する問題の解説

【電気電子部門】技術士第一次試験の交流回路のインピーダンスを求める問題の解説

【電気電子部門】技術士第一次試験の変圧器の問題の解説

【電気電子部門】技術士第一次試験のIGBT損失の問題の解説

【電気電子部門】技術士第一次試験のサイリスタ問題の解説

【電気電子部門】技術士第一次試験の発電設備に関する問題の解説

【電気電子部門】技術士第一次試験の電動機に関する問題の解説

【電気電子部門】技術士第一次試験のオペアンプ問題の解説

【電気電子部門】技術士第一次試験の磁界中の起電力問題の解説

【電気電子部門】技術士第一次試験の共振回路に関する問題の解説

基礎科目と適正科目のポイント(共通科目)

イラスト

私が受験したのは4年前なので少し情報が古いかもしれませんが、勉強した際に感じた傾向についてまとめてみたいと思います。

公式ページに公開されている問題を見ると基礎科目はあまり変わっていないように感じますが、適正科目は適切なもの(不適切)なものの数を問う問題が増えているように感じます。

基礎科目のポイント

1群設計・計画に関するもの

語句を知っているかになりますが、全く語句を知らない場合は選択しないようにして簡単な計算で済む問題を選択するとよいでしょう。計算問題も過去問をやっておけば楽に解くことができます。

システムの信頼度の問題、ロットの合格・不合格の問題、材料の強度に関する問題、処理の待ち時間の問題、アからオまでの正誤について答える問題がおすすめだと思います。

これらは出題頻度が多いように感じています。処理の待ち時間の問題はたまに、語句の表現を変えているだけで同じ解き方で問題ないので理解していれば楽に解けます。

2群情報・論理に関するもの

情報に関する問題は、ソフト開発に従事している方なら簡単に解けると思います。2進数の数の計算について理解できていれば問題を見ただけで答えが分かるレベルなのでそのような問題を選択することをお勧めします。

コンピュータのけた落ち誤差についての選択、インターネットのセキュリティに関する問題(よくわからなくても完全に防げるなどの語句があればもちろん間違い)、スタックの問題、経路の問題、真理値表の問題、計算順番の問題がおすすめです。

これらの問題は、解き方さえ分かっていれば計算をほとんどすることなく回答できるからです。

3群解析に関するもの

数学が苦手な人には難しく感じるかもしれません。しかし代入するだけで解ける問題が6問中2問くらいあるので解き方さえ理解していれば楽に回答することができます。

定積分の問題、2変数の積分の問題(なかから積分するだけ)、ベクトルの内積の問題、ばねの固有振動数の問題(小さい場合は直列につないだものが答えになる)、逆行列の問題がおすすめです。

物理系の問題は公式が分かっていれば解けますが、代入したら解けるような問題を優先するほうが良いと思います。

4群材料・化学・バイオに関するもの

化学の問題も知識があれば解けるのですが、少し難易度が高いと思います。ただし、6問中2問はルールが分かっていれば確実に解ける問題があります。

原子の参加数の問題、金属の変形に関する問題、結合エネルギーの問題(簡単な化学式で足し算と引き算をするだけ)、セラミックの特性の問題(セラミックが比誘電率が高く、熱で電気抵抗が変化することを知っているだけで正解できる)がおすすめです。

5群環境・エネルギー・技術に関するもの

この分野は、知識が問われるので過去問で傾向を押さえておく以外対策は難しいと思います。過去問をやっていれば同じような問題が出題されるので出てきた語句を覚えておくくらいでいいと思います。

CO2の排出量に関する問題が出ますが、この問題は計算する能力(掛け算と割り算を使って数値を出して比較するだけ)さえあれば確実に正解できます。

あとは、内容に関して不適切なものを選ぶ問題や正解の組み合わせを選択する問題は、回答が絞り込みやすくお進みです。

適正科目

適正科目は、知識や能力を問うものではなく技術士法第4章(技術士などの義務)の規定の順守に関する適性を確かめることが目的のようです。

たまに、語句に関して知識がないと解けない問題も出ていますが、過去問を解いていない状態でも50%を超えることは難しくないと思います。過去問を解いていくと穴埋め問題にも対応できるようになります。

多くの問題がア~エまでの中での正誤の組み合わせをを問う問題、1~5までの正誤の組み合わせを問う問題となります。文章が少し長いので根気強く見ていく必要がありますが、明らかに間違っている文章が中に入っているので絞り込むのは難しくないと思います。

明らかに間違っている選択肢から正解の〇×をみて絞り込んでいくことも有効です。最近の傾向としては、選択肢のうち適切(不適切)の数を問う問題が増えてきています。これらは〇×問題よりも絞ることが難しいと思います。

過去問に類似の問題があり選択肢が少し変わっている程度のものもありますので、過去問の問題と選択肢を内容を理解しておくと絞りやすくなると思います。

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技術士について

技術士は、科学技術に関する専門知識と高度な応用能力を有する技術者で、科学技術の応用面に携わる技術者に与えられる国家資格です。

技術士には21の技術部門があります。機械部門、科学部門、建設部門などの中に電気電子部門があります。技術士になるためには、技術士第2次試験に合格する必要がありますが、今回お勧めしている資格は、第一次試験であり第2次試験を受験する要件の一つになります。

第一次試験に合格し、修習技術者として技術士補に登録して指導技術士のもと実務経験(会社での実務経験でもよい)が4年を超えると第2次試験への受験資格が得られます。

第一次試験は日本技術者教育認定機構(JABEE)が認定した教育課程を満たしていても合格することが可能です。

技術士第一次試験

技術士第一次試験は、3科目あります。

  1. 基礎科目・・30問の出題で15問を答える
  2. 適正科目・・15問全回答
  3. 専門科目・・35問の出題で25問を答える

科目合格制度はないので1回の試験ですべての科目の合格が必要です。合格基準は比較的緩くすべての科目において50%以上となっています。

基礎と専門科目においては苦手な部分を捨てながら15問を選択することもできるので比較的分野を絞っての勉強ができます。

平成25年の技術士試験改正に伴て第一次試験の基礎科目のカテゴリー数が6問ずつになっています。この改正によって、過去の問題と類似の問題が出題される傾向が強くなっています。

私が受験した時も過去問と全く同等の問題が出題されており一つのカテゴリにおいて苦労することなく回答できています。すなわち、過去問をいかに抑えておくかが合格に近づくことへの一歩になると思います。

技術士第一次試験の合格へのカギは、いかに専門科目の勉強をするかで決まると言っても過言ではないと思います。基礎科目と適正科目は過去問さえ押さえておけば十分であると思います。

私は基礎科目15点、適正科目12点、専門科目44点での合格でした。

まとめ:基礎を固めることは無駄ではありません

ここまで読んでくださったあなたはチャレンジしようと前向きだと思います。

組み込みエンジニアとして10年間経験を積んできて改めて感じたことは基礎が分かっていればもっと楽にできただろうなという思いです。知識があれば一瞬で分かるような事象でも知らないため1日以上考え込んでしまうこともありました。

資格の勉強をしていると「これが何に役に立つ知識なのか?」と迷うこともあると思います。実際に経験を積んでくると「勉強したことあるような気がする・・」という感覚になることがあります。そのように感じることができるのなら決して無駄ではなかったと言えるのです。

エンジニアとして基礎固めしたいもしくは初心に戻りたいと考えているあなたにとって私がおすすめしている参考書あなたの成功体験への道しるべ」になることでしょう。

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少しでも、参考になれば嬉しいです。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。

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